二日目

4月25日早朝
ふと目が覚めると時刻は朝5時。ウトウトしつつまだ寝れると思って二度寝しようとした時、「二度寝の状態が離脱しやすい」と読んだのを思い出す。
父親は起きる気配無し。隣は帰ってきていないようだ。
というわけで二回目の挑戦。
意識を保ち集中しつつ身体だけを睡眠状態にもっていく。
すると前回同様に身体の振動が起こり手足の感覚が遠のく。
どうやら前回と同じ段階まではいけたようだ。その後もイメージを続けていると一瞬急に目の前に天井が近づくイメージが来た。前回よりも身体がフワフワしている感じが強い。
これはチャンス!?と思いまた見るように強くイメージしようとしたら…
隣が帰ってきてガタガタしだした…
こんな時間に帰ってくるなよ…と思いつつ続きをやろうとしたがイメージはもうどこかへ行ってしまった。
その後も続けようとはしたがバイクの音や周りの家の雨戸を開ける音が聞こえ集中以前の状態に。ていうかもう朝。みんな起きる時間よ!
もう無理だと思い再びちゃんと起床時間まで寝ることにした。


というわけで今回も断念したわけだが明らかに前回よりも一歩踏み込めたと思える状態に行けた。
やはり身体的にほぼ寝ている状態の二度寝からチャレンジするのは初心者にやりやすいのだろうか。自分としての一つの打開への道が定まった感じだ。
そして面白いのが諦めて寝た時に色んな夢を見たということ。しかもそれが夢の中の自分によって変化が起きたということ(そして不思議なことにその見た夢を起きた瞬間はほぼ全て覚えていた)。これは「離脱」という行為(?)は経てはいないが、離脱の果てに見るものに近いものではないかと勝手に思っている。
実はこの夢を見て寝ている状態が離脱状態にとても近い状態だったのかも知れない。
単に偶然そういう夢を見ただけ(すべて、何もかもが偶然。その夢に意思の介入はなかった)とも考えられるが、今は意図的にそのような、それ以上の夢(のようなもの)を見てやろうとしているのだからそれはある程度の必然だ、と考えてもいいと思う。
離脱を経ればさらにクリアで自由度が増すのではないかなと期待も膨らんだ。


次回は前回と今回を踏まえての状態を作って試してみたいと思う。
何が見えるか楽しみだ。